学校とチャイム

“学校といえば思い出すものの1つとして「チャイム」があると思います。私もよくチャイムぎりぎりまで校庭で遊んでいたり、チャイムが鳴ったということで先生に授業終了を迫ったりしていました。
さて今日はその「チャイム」について書いていきたいと思います。いつ頃からチャイムを用いるようになったのか、またあの「キーンコーンカーンコーン」というチャイムの旋律は何なのか。ということについて書いていきたいと思います。

いつ頃からチャイムは使われるようになったのか?

いまのチャイムが用いられる様になったのは戦後間もなくからと言われています。それ以前は何を使っていたのか、そしてどういう経緯で現在のチャイムが用いられる様になったのかについて触れたいと思います。

前回書きましたが、日本には文明開化をする以前から学校のような制度がありました。ではその学校にあたる江戸時代の寺子屋や藩校などで何を使っていたかというと、それは拍子木です。あの「火の用心! カンカン!」のあの拍子木を使っていたのです。寺の場合は時に鐘を使っていたところもあるようですが、主に拍子木を使って始業と終業の合図を出していたようです。最近はあまり見なくなりましたが、この拍子木を使う文化は広く浸透していたようで会社でも使われていたました。特に有名なケースは日本銀行が昭和44年(1969年)まで始業と終業の合図に使っていたことです。
その後文明開花後、技術の進歩と義務教育が浸透もあり大きな校舎全体で合図を出す必要が出てきて、拍子木から火災ベルのような「ジリリリ・・・」となるあのベルが始業ベルとして用いられる様になりました。このベルは戦時中には空襲を知らせるベルとしても用いられてもいました
戦後もベルを用いていたのですが、生徒や周辺の住民からの方から空襲を思い出すので使いたくないなどの要望が有り、発明家の石本邦雄によって現在のチャイムが鳴る、ミュージックチャイムが開発され、それが用いられるようになりました。

なぜチャイムは「キンコーンカンコーン」なの?

この時にミュージックチャイムを開発した石本さんがよく聞いていた英国のBBCラジオ放送でよく流れていたためチャイムに採用されることになったようです。最初に作られたミュージックチャイムがこの曲をデフォルトで作られたので、この曲がチャイムの音として広く流通し、そして現在のようになったようです。
実はこの曲は「ウエストミンスターの鐘」というクラシックミュージックで、イギリスの有名な時計台ビックベンで鳴らされている旋律でもあるんです。今でもこの曲は流れており、私がイギリスを訪れたときには思わずチャイムの音は世界共通なのか思い、周りに学校ないか探してしまいました。

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